2015-04-01 第189回国会 参議院 予算委員会 第15号
米の生産費の調査を見ますと、これはいろんな定義があるんですが、全額算入生産費というもので見ますと、これは一万五千円ということになります。一万五千円が本来のあるべき価格ということなんですけれども、農家の平均手取りは九千円まで下がっているということです。
米の生産費の調査を見ますと、これはいろんな定義があるんですが、全額算入生産費というもので見ますと、これは一万五千円ということになります。一万五千円が本来のあるべき価格ということなんですけれども、農家の平均手取りは九千円まで下がっているということです。
ところで、今回の法案にある、生産条件不利補正交付金、いわゆるゲタ対策は、生産に要したコストと販売額との差に相当する額を交付するものですが、その金額の算定に際し、生産に要したコストとして使う全額算入生産費には、実際に経費としての支払いは一円も発生していないもの、例えば、自作地地代といって、もし自分の土地を他人に貸したら入ってくるはずのお金という、架空の金額も含まれています。
要は、この全額算入生産費的な考え方が農業という業界における代表的な費用だと一般的には思われているので、普通に自分で仕事、経営をしている人にとっては、これは一体何なんだろうという混乱は非常に大きいわけですね。 では、そうすると、やはりそこに対するきちんとした説明というのはちゃんとしなきゃいけないんじゃないのかなと私は思っているんです。
今お話にありましたとおり、この全額算入生産費というものは、家族労働費とか自作地地代、自己資本利子といったものが含まれているということです。 基本的に、物財費とか、実際にキャッシュフローとして出てくるもののほかに、実は、この家族労働費ですとか自作地地代といったものは、農家のキャッシュフローとして支払いが発生しているものではないものを算入しているということになると思います。
そうすると、農家というか農業においては、基本的に、コストというと、いわゆる全額算入生産費というものをその一つの考え方にしているということなんです。 まずお伺いしたいのは、農業においてコスト、費用というのはどういうものなんですかと聞いたら、基本的に全て全額算入生産費ということで考えるということでよろしいんでしょうか。お答えをお願いします。
それを私も、これは農林水産省からいただいたんですけれども、二十年産の米のブロック別生産費、十アール当たり、これで、資本利子・地代全額算入生産費、ここまでを見ますと、一番高いところは私の比例の選挙区の四国なんですね。これが十九万四千六百九十九円。北海道は十一万二千六百六十五円。これは、今にわかに割り算できないんですけれども、一・七倍から八倍違うんじゃないか。
北海道で全額算入生産費で計算されているのを見ますと一万四千五百九十六円ですから、大幅にこれ生産費下回るということになるわけです。 しかし、担い手経営安定対策の発動はされないんですね。共益経費で、まあ二千五百円ですけれども、差し引いた手取りが九千四百円と言われているわけです。このままでは北海道の米作りは途絶えると。作る人いなくなっちゃうということで、本当に悲痛な声が上がっているんです。
○岸宏一君 次は、稲作経営安定対策についてお伺いをいたしますが、現在、平成十一年産の自主流通米の指標価格の全国平均は一万六千九百四円に対して、全額算入生産費の全国平均は一万八千円を示しておる。
全額算入生産費は十六万六千七百九十九円ということで、前年に比べまして三・四%の減少でございます。 これを六十キログラム当たりで見ますと、全国的に天候に恵まれたということで、収量が五百四十三キロということに相なっておりまして、前年を一四・三%上回ったことから、全算入生産費は一万八千四百十九円ということで、前年に比べまして一五・六%の減少を示しております。
資本利子・地代全額算入生産費は十六万六千七百九十九円と、前年に比べ三・四%の減少となっております。また、これを六十キログラム当たりで見ますと、全国的に天候に恵まれたことなどにより十アール当たり収量が五百四十三キロと、作柄の悪かった前年の収量四百七十五キロを一四・三%上回りましたことから、全算入生産費は一万八千四百十九円で、前年に比べ一五・六%の減少となっております。
まず、農家調査の全国の結果を十アール当たりについて一ページの表で見ますと、費用合計から副産物価額を差し引いた生産費は十三万五千百二十八円で、前年に比べ五・一%増加し、資本利子・地代全額算入生産費は十七万二千六百三十三円と、前年に比べ三・四%増加しております。このように生産費が増加いたしましたのは、先ほど御説明いたしました集計対象農家の関係によるものでございます。
まず、農家調査の全国の結果を十アール当たりについて、一ページの表で見ますと、費用合計から副産物価額を差し引いた生産費は十三万五千百三十八円で、前年に比べ五・一%増加し、資本利子・地代全額算入生産費は十七万二千六百三十三円と、前年に比べ三・四%増加しております。このように生産費が増加しましたのは、先ほど御説明いたしました集計対象農家の関係によるものでございます。